次世代データセンターネットワークの最適解はHPE Aruba Networking
これからの時代の企業のDX変革に対応するため、データセンターに求められる要件として高可用性、スピーディ、柔軟性、セキュリティ、シンプルさ、などがあげられます。HPE Aruba Networkingでは次世代データセンターネットワークを効率的、効果的に構築・運用するために重要なポイントとして、Connect:接続性, Protect:セキュリティ, Automate:自動化の3点を軸に新しいコンセプトの製品の開発を含め、ソリューションの開発を行っております。
Connect
Cloud native switching architecture
アクセスエッジからDCまで
共通のオペレーションモデル
フォームファクタ、
ライセンシングの
最適化により
~35%の低TCO
Protect
Distributed services architecture
スイッチファブリックに
統合された
ステートフルで
高速なサービス
従来のデザインに比べ
~100倍のスケール
Automate
Software-defined fabric automation / orchestration
DXを加速するシンプルで
スピーディな
ITプロビジョニング
によるサービス提供
従来のCLIによる
プロビジョニングに比べ
~10倍の高速化
Aruba CXシリーズスイッチはキャンパス向け6000シリーズからDC向けハイパフォーマンススイッチCX8000/9000/10000シリーズまで共通のネットワークOS AOS-CXを採用、煩雑な管理の必要のないシンプルなライセンス体系、フルプロトコルスタックのサポート、APIをフルサポートし、低TCOで効率的なネットワーク構築・運用・管理を実現します。 AOS-CXにはスイッチの状態監視、アラート・イベント通知を行うNetwork Analysis Engine(NAE)を標準搭載しています。 NAEはスリプトのインストールにより用途に応じた監視項目、閾値を設定でき、アラート機能によりトラブルを未然に防ぐことに役立ちます。
データセンターアーキテクチャは現在まで、大きな進化を遂げました。
1990年代にはマルチプロトコルに対応するL2スイッチによるフラットな構成が主流でしたが、2000年代になりTCP/IPにプロトコルが収斂されるとL3スイッチを用いたNorth/Southトラフィックに適した3層構造に発展しました。2010年代になり仮想化、コンテナによるマイクロサービスがデータセンタ内のEast/Westトラフィックの爆発的な増加を招き、Spine/Leafファブリックによりオーバーレイによる拡張性と、広帯域、低遅延、安定性がもたらされました。
しかし、この時点ではデータセンター内のセキュリティはネットワーク内にデザインされていませんでした。Arubaは新しいコンセプトのスイッチである「分散サービススイッチ」によりインラインにサービスを埋め込む新たなソリューションを提供します。
HPE Aruba NetworkingがAMD/Pensandoと共同で開発したCX10000は、Pensandoが開発した次世代DPU(Digital Processing Unit)を搭載することで、1RUの筐体のスイッチで800Gbpsにも達する高速なステートフルなサービス:East/Westトラフィックへのファイヤーウォール、マイクロ・マクロセグメンテーション、テレメトリーのサービスが実現できます。 また、最新バージョンではIPSecとNAT機能が実装され、Border LeafにCX10000を配備する事でサイト間のIPSec接続を実現し、そのIPSec Tunnelでは200GbpsでのVPN接続を実現可能です。
CX10000をToRに搭載することで、East-Westトラフィックに対し、ラック内でのH/Wベースでのファイヤーウオール制御が可能となり、サービスの分散が実現され従来のような大型のファイヤーウォールアプライアンスを用意する必要はなくなります。これにより、堅牢なデータセンターの構築が可能となり、運用の簡素化と大幅なコストの削減が実現します。
Aruba Fabric Composer(AFC)による、デプロイメントの自動化、多様なソリューションとのAPI連携による一元管理、日常的なネットワーク管理タスクの自動化、セキュリティポリシーの一括管理を実現します。初期導入では、AFCによるウィザード形式の手順に従って設定を進めることで、大規模な展開でも自動的にデータセンターファブリックをアンダーレイからオーバーレイの設定まで、短時間に人為ミスを最小化しながら進めることができます。もう多くのコンソール画面を開いて各機器の設定を確認しながらコマンドを打ち込む必要はありません。AFCにはCLIを操作する機能も あり、自動設定後にCLIでの確認も可能です。AFCはVMware、Nutanixなど多くのソリューションとAPI連携し、情報を可視化します。アプリケーションオーナがVMを構築しバーチャルスイッチにVLANを設定するとAFCの画面で確認ができ、スイッチポートのVLANが自動設定されます。この一元管理機能によりアプリケーションの展開までのインフラストラクチャのデプロイメントの時間が短縮され、迅速なDX化への対応が可能となります。AFCは現在DCで利用される様々なツールとAPI連携しCX10000のファイヤーウォールの制御に関しては, PensandoのマネージメントツールPolicy Service Manager(PSM)とAPI連携する事で、ToRに配置した多くの分散サービススイッチによるマイクロ・マクロセグメンテーション、ファイヤーウォールのセキュリティポリシーの一括管理を可能にします。
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